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紛失を防ぐ

鍵を紛失しやすいという人のためになくさないためのちょっとしたことをアドバイスしようと思います。

まず、鍵を最初に購入した時には予備の鍵がいくつかついてきます。これらの管理方法にも気をつけて下さい。
予備の鍵をそのまままとめて持ち歩かないようにして下さい。一緒にしておくと紛失したときにもまるごとなくしてしまうことになります。
予備の鍵はまとめて保管しておくようにしてください。
保管場所がわからなくなってしまうこともあります。自分がわかりやすいように「鍵はタンスの二番目の奥の箱」と決めておくようにして下さい。家の鍵だけではなく金庫や車、自転車などまとめて保管しておくといいでしょう。
そしてどれが何の鍵なのかネームプレートをつけておくといいでしょう。100円ショップで名札が売っています。
セロテープに書いて鍵の持ち手のところに貼り付けておくのでも結構です。
ただし、名前や住所などは書かないようにしましょう。そして使う時にはそれを剥がして使います。どこの誰の鍵なのか他人に知られてしまうと危険だからです。

普段使っている鍵を持ち歩くのはもちろんですが、それにプラスして合鍵もいつも持ち歩くようにして下さい。
メインの鍵と一緒にしておくのではなく、財布やポーチなど別のところに入れておきます。
こうして持ち歩いておくことによってもしメインの鍵を紛失したり忘れてしまった時でも鍵を開けることができます。

 

ピッキングを防ぐ

見た目には新しいマンションやアパートでも以外と築20年以上経過していることがあります。
そしてそのような建物は古い鍵を未だに使っている可能性が高いです。
ですから、マンションやアパートに住んでいる人は一度自分の鍵を注意してみてみてください。
もしかしたらギザギザした形の鍵を使っているのではないでしょうか。

特に共有エントランスがある物件に住んでいる場合、このようなギザギザタイプの鍵の可能性が高いです。
共有玄関のシリンダーは住人それぞれが持っている鍵で開けることができますが、個々の部屋の鍵はその住人の鍵でしか開けられない、というタイプの物件です。

このような物件はピッキングされやすい鍵を使用しています。
共有エントランスがオートロックだから安全だと思っているかもしれません。
しかし、その共有エントランス自体がピッキングされてしまうかもしれません。
また、別の住人が入る瞬間に一緒に建物内に侵入してくる可能性もあります。
そしてオートロック付きの物件に住んでいる人は総じて防犯意識が低くなりやすいとも言われています。自分の部屋の鍵をしっかり施錠していないこともしばしばあるそうです。

もし可能であれば管理者に相談して自分の部屋の鍵をピッキングできないものに交換してもらいましょう。一番いいのは建物全体の鍵を交換してもらうことです。
しかし、それはきっと難しいでしょうから自分の部屋だけでも交換してもらうようにしましょう。

合鍵作製

家族の分の合鍵を作っておきたいということがあります。
合鍵の作成は街中にある小さな合鍵屋さんや駅の中のリペアショップ、ホームセンターのカウンターなどでお願いすることができます。
最近は合鍵を作るためにはメーカーに依頼しなくてはいけないというタイプのものも多くなってきました。不正な複製を防ぐためです。
しかし、未だに合鍵屋さんで鍵を作ってもらうことも多いです。
合鍵をこのような街の鍵屋にお願いするときには信頼できるきちんとしたお店に頼むようにして下さい。

個人でやっているような小さなお店や金物屋さんなどだと機械や設備が整っていなくて作ってもらえないことがあります。
また、技術の乏しいスタッフに合鍵作成を頼んでしまうと精度の低いものになってしまう可能性があります。
鍵の山形の形や角度が少しでも違うと鍵はうまく合いません。
シリンダーに挿すことはできても抜くことができない場合があります。その反対でささらないこともあるのです。
また、鍵をかけられても動きがちょっとおかしかったり、使っていくうりに不具合が出てくることもあります。
それくらい鍵というのは繊細なものなのです。

それから、合鍵を作ってもらう時は必ず元の鍵から作ってもらうようにして下さい。合鍵からさらに合鍵を作ることはできません。

防犯のこと

防犯の基本は外出するときにきちんと鍵を掛けておくことです。
しかし、残念ながらきちんと施錠していても泥棒に侵入されてしまうことがあります。
泥棒が侵入する手口の代表がピッキングです。ピッキングとは鍵を使わずに鍵を開ける技術のことをいいます。

最近ではピッキングに関する知識も広まっていて、鍵をつけるときにピッキングをされない鍵を選ぶ人も多いようです。

しかし、注意してほしいことがあります。ピッキングされない鍵だからといって必ずしも安全ではないということです。
なぜなら、ピッキング以外の方法で開けられてしまうこともあるからです。

例えばドリルでの解錠方法もあります。
ドリルを使えばピッキングに強い鍵でも開けることができます。実際、鍵屋などではこの方法で鍵を開けていることがあります。

また、ドリルとまではいかなくてもバールを使って無理矢理に開けることができます。
バールやドライバーのような工具はだれでもホームセンターで手に入れることができます。このような道具をドアの隙間に差し込んでテコの原理で動かせば女性でもドアをこじ開けることが可能です。

ですから、このような手法にも対抗できるような防犯対策をしておく必要があります。